CLIE PEG-TH55とW-ZERO3の違い

今回、PDACLIE PEG-TH55からW-ZERO3に乗り換えましたが、実際に両方使用してみて実感した違いについてメモしておきます。

【OS】
CLIE PEG-TH55は、Palm OS。このPalmの大きな特徴ともいえるのが、「起動の早さ」。電源を入れるとすぐに起動し、予定表やTo Doなどのアプリケーションの起動も早かった。
一方、W-ZERO3Windows mobile。購入前は、Palmと比べて起動時間が遅くなるのではと危惧していた。やはりPalmには勝てないだろうと。
しかし、実際に使ってみるとストレスはほぼゼロ。アプリケーションの起動もさほど遅くは感じられない。

【電話機能】
CLIE PEG-TH55には電話機能はもちろんない。また、Palm用のSkypeも開発されていないので、電話通信としては全くないといっても過言ではない。
一方、W-ZERO3は「国内初のスマートフォン」であり、PHSであるが電話としての機能はある。もちろん、Windows mobileであるので、Pocket PC用のSkypeも可能。

【操作性】
CLIE PEG-TH55はデクマ入力という独特の機能を持っている。手書き認識機能は優れているため、手書き→活字という入力スタイルを確立している。しかし、長文入力などは疲れるため、外付けのキーボードの購入が必須。寝転びながらのブログ投稿などは無理。
一方、W-ZERO3は端末をスライドさせることにより、キーボードが出てくる。キー配列は若干PCとことなるが、押す感覚は非常にいい。もちろん手書き認識もある。寝転びながらブログもかける!

【Webブラウジング
CLIE PEG-TH55WebブラウザとしてNetFrontを採用。無線LANも内蔵しているので、無線LAN環境ではストレスなしでサクサク楽しめる。しかし、無線LANのない場所では多少困る。AIR EDGEなどのデータ通信カードのうちCFカードタイプのものであればアダプタをつけることで対応できるが、外付けなの外で使うときは使いにくいかもしれない。
一方、W-ZERO3Webブラウザとして、Internet ExplorerOperaNetFrontの3種を採用。IE以外は、W-ZERO3の画面サイズであるVGAに対応しているので、快適なブラウジングが可能。無線LANも内蔵。また、スマートフォンであるため、無線LANのない環境でもPHS回線でアダプタもなしでサクサク楽しめる。
Internet Explorer mobile
Opera mobile

【画面・タップ】
CLIE PEG-TH55は縦長。タップの印象は、あまり感度がよくない。手書きのときに苦労したことが多々あり。
一方、W-ZERO3はキーボード格納時は縦長、キーボードを出すと横長になるというトリッキーな構造。もちろん、固定機能もあり、常に縦長にするか、横長にするか設定可能。タップの感度も画面フィルターつけてもいい方だと思います。

とりあえず、こんなところですかね。